風紀委員長ミーシャの事件簿
保健室に到着し、生徒をベッドに寝かせる。

後の事は保健室の先生に任せておけばいいだろう。

さて。

少々余計な仕事をしてしまったが、ここからが本題だ。

「ミーシャ、君は風紀委員長だと言ったね」

ラインハルトさんが私に向き直る。

栗色の前髪がサラリと揺れた。

「一応捜査を依頼された三つの事件についてのあらましを、僕に教えてはもらえないかい?」

「はい、それでしたら…」

私は手短に彼に事件についての説明をする。

乱闘事件、爆発事故、魔物襲撃。

どれも人為的なものにも、偶然の事故にもとれる。

加えて犯人だと目星をつけていたクラリエ教諭の入院。

これらが全て、たまたま起こった事故なのか、それとも何者かによる犯行なのか。

犯罪捜査の素人である私には、判別が難しかった。

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