守ってあげたい

ドンッ…


思いっきり突き飛ばす

「何すんのよっ! このヘンタイ!」



はあっ…。


肩で息をしながら あたしはそいつを睨む




『あんたって、なんか可愛いなって思って』

笑ってあたしを見つめる


「からかわないでよッ! 何で知らないやつにこんな事されなくちゃいけないの?」



涙がじわっと滲んだ。





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