守ってあげたい
海斗に一目ぼれして一週間くらいたった頃
初めて海斗と話したのを、今でもしっかり覚えているよ
『あっ。潤と海斗だ。ミク会いに行こ。紹介するから』
お昼休みに、中庭でお弁当を食べている二人を見つけて優があたしに言った。
ドキドキしながら二人のいる方へ向かう
『よう 優 』
潤くんは明るめの茶髪のイケメンさん。
優が好きになったのがなんとなくわかる。
優しそう。
『この子、小野ミクちゃん。友達になったばかりなんだ』
あたしは優に紹介されて慌ててご挨拶。
「初めましてっ…」
ぺこっと頭を下げる