ブックオフは、縁結びの神様?
終電が無くなる時間になったので、わかれる事になった。

寂しいよぉ・・・・・・。

「また、会おうね。これ、僕のケータイ番号。もうすぐクリスマスだよ。今年はあと少しだけど、まだまだ楽しくなりそう。」

そう言ってケータイ番号メモを私に渡し、優しく微笑んだ。
わーっ、近くでみるとやっぱりイケメン。それに元ブックオフ店員!優しいし。
クラクラしちゃう。

「うん。ありがと。絶対連絡する。」

彼の顔が私に接近する。

ああ、私キスされちゃうんだぁ・・・。

と、思ったら

「ん・・、ここではやめとこう・・」

イケメン君は左方向を向いて私に言った。えーっ!?なんでー?

私も左を見ると、そこはブックオフの駅前店だった。


「ブックオフが・・・見てるから・・・」

彼は照れて言った。
そう。ブックオフが見てる。私だって恥ずかしい!w
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