俺様☆姫様★王子様 2 【完】
「初仕事お疲れさん」
ぽん、と頭に乗せれた手から伝わる温もり。
自然と顔が緩んで、笑顔になる。
「ありがと」
恥ずかしいから視線を右斜めにずらして短く言った。
「見たぞ、こっちでも流れてた」
その言葉に、ばっと顔を上げて蓮を凝視した。
”こっちでも”?
もう配信されてるの?
っていうことは……日本どころか、世界規模…………?
そんなこと聞いてないし。
急になったとか?
いや、それなら何か連絡くれてもいいじゃないの。
もしかして、初めから……
ダメだ、意味がわからない。
「その顔だと聞いてなかったのか?」
「へ?」
「やっぱりか。あのブランド、世界的に有名なんだよ。特に今回のは大規模なプロジェクトみたいだったしな」
唐突に知らされた、新事実に。
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ~っ!?」
叫んだ。
ムンクの絵画みたく。