アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
朝早くに目がさめた。


コーヒーをおとして
いつものようにバルコニーの
イスに座った。


秋が深くなって
寒さが身にしみる・・・・。

夏が楽しかったから
今寂しいのかな・・・・。


恭平の窓が開いた音がした。



「ふわ~~~ぁぁ~」

あくびをしながら
恭平が頭をかきながらバルコニーに
出てきた。


「おは~恵美さん」


「おはよう」


ドキンとした・・・・。



「俺も飲みたいな」



「お子ちゃまにはにがいよ。」



恭平は私の飲んでいたコーヒーを
奪って飲んだ。


「うえ~~~ぇ~」

苦い顔が可愛い・・・・・。

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