アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
「ほら・・・
恭平はミルクとシュガーないと無理よ」


私はコーヒーをとりあげた。


「お子ちゃまには
甘~いのじゃないとダメでしょ?」



わざとに恭平に
念を押した。



「お子ちゃまって言うな。」


タバコをくわえた。



「コラ!!似合わないのよ。
ブラックも飲めないくせに!!」


タバコをとり上げて
恭平の持っていたライターで火をつけた。


そして大きく吸い込んで
煙を吐いた。


咳こみそうになって
必死に我慢する・・・・



今度は恭平の顔にめがけて
煙を吐いた。


「私の方が似合うでしょ?」



恭平はおどけたように
私を見ている。
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