アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
私のくわえていたタバコを
恭平がとりあげた。

「俺 タバコ吸う女キライ
恵美さんは似合わないし~」


ちょっと怒ったような言葉に
ドキンとしてしまう。


キライだから
とりあげたの???


恭平の言葉一つに
踊らされる自分が情けない



部屋から携帯の音が聞こえた。



「電話鳴ってるよ」



「あ…」


私は部屋に戻って
携帯を持った。



「浩二郎・・・・・」



めずらしくメールに反応した
浩二郎から電話が来た。



「もしもし……」


「会いたいって?」

こいつも私を切なくさせる
もう一人の存在・・・・・
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