アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
次の日から私の生活は
一転する。


恭平のために
できることに夢中になった。


簡単だけど朝ごはんを作り
弁当の本を買って
気合いの入った弁当を
自分の分と二つ作った。


そのうちに
暴君気味だった恭平も
不思議に落ち着いてきて


夕飯は遅番の時は
簡単なものを作ってくれるように
なった。


後片付けは必ず食器を
洗ってくれて
その間で私はお風呂に入る……


洗った食器を片づけて
明日の分のお米を研いで


それから二人で
テレビを見た・・・・・。

恭平の笑顔と会話で
私の心は満ち足りていく
その反面・・・・



 好き…大好き…

募る想いが


切なさに変わって支配する・・・・
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