アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
「用事があるから切るわ。
とにかく…もうあなたとは無理……
ほったらかしにされるのは
たくさんだわ。」



「ちょ…」
何か言いかけた浩二郎の
言葉の途中で
携帯を切った。


それから恭平に電話をかける。


「今 スーパーにいるけど
何か足りないものある?」


「冷蔵庫にあるもので
用意したけど・・・・
会えて言えば肉がもう少しいるかな」


「用意してくれたの?
ラッキー!!」

恭平の声を聞いて幸せになる。


「荷物重いだろう。
迎えに行くわ。」


 うれしい・・・・


浩二郎とはちゃんと別れよう

そう思った。
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