アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
恵美さんの目からは
涙がまだ流れていた……


彼氏とあんなことがあって
自分のせいもあるけれど……
ヤケになっているのか……


「好きにって…痛い目に合うよ。」

軌道修正に戻そう……


「・・・いいよ・・・
恭平ならいい……」


「ヤケになってるな?
なんでもいいって………」


恵美さんは
俺の体にしがみついた……


「失恋したばっかだから……
恵美さん……」



柔らかい大きな胸が俺の心臓を
ドキドキさせる・・・

 しっかり耐えろ・・・

俺は必死に言い聞かせる……



「恭平も…思い出したいんでしょ?
彼女のこと……
お互い様……じゃん?」

恵美さんの言葉に固まった……
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