アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
それからしばらく眠り続けていた。

次に目が覚めた時は
恭平と目があって
恥ずかしくなってうつむいた


「おはよう・・・・」
恭平が額にキスをしてくれた。


「おはよ・・・・」
どうしていいかわからない…


「なんか・・・俺・・・
とんでもないことしたよね」
恭平は困った様子だった。


「私に?それとも学校の彼女に?」


「なんか…感じ悪いな…」
恭平が困惑している。


「うふふ…可愛い……」
私はまた恭平に抱きついた。


「恵美さん……
朝から…あんまり困るんだけど…」


恭平が困っている。



「私は全然困んない……」
恭平の唇に触れる


 一歩近づいた……


そう思わないと悲しい……
私に似てる他の女を忘れられない
恭平を弄ぶ女になっても


これが幸せだってそう信じよう……
私は愛する人に抱かれるだけで
幸せだって言い聞かせる


愛されてなくても……いい……

恭平と溶けあえるだけで……
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