アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
「恭平…そういえばあの子…
ほら修学旅行の時一緒にいた…・・」


「文香?」



「そう…そう
文香ちゃん
こっち着た時呼んでって言ってたでしょ?」



恭平がちらっと私を見た。


「…いや…いいって…」



「だって…あの子、私たちに
おみやげくれたから
私も用意してきたのよ。
それに恭平の彼女に興味もあるし
いる間に来てもらってよ。」



父もやってきて


「キレイな子だよな~
細くて…頭のよさげで……」



「そうして…
おかあさんもゆっくりはなしてみたいし
……いいでしょ?」



恭平は私に遠慮しているって
わかってる。


「恭平~私も会ってみたいな~」



そう言うしかこの場合ない……
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