アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
夜…恭平が静かに部屋にやってきた。


「いいの?連れてきて…」


「いいよ、気をつかったのね。
優しいね恭平……」


「恵美さんがイヤな思いするのは
イヤだから・・・・・」



「私は私
恭平は恭平…縛りあわない契約でしょ?」



「それはそうだけど…
ホントにいいのかな?」



 やだ・・・・・


でも私は大人にならないといけない
この関係を続けるために


「いいよ~
その分、二人が帰ったら・・・・」


恭平が笑った。


「恵美さん…俺ヤバイ……
部屋に戻るわ~」



恭平が戻っていった後
本当の自分が戻ってきて
暗くなった・・・・・・・
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