アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
「ただいま・・・」


後めたさと興奮が
私の心を渦巻いていた。


恭平はソファーで寝転んでいた。


「ごはん食べてないよね?」



「うん・・・・」



「おみやげ~」

甲斐と食事したお店の弁当を
恭平の前に出した。



恭平はのそ~っと起き上った。


割り箸を加えて
上目づかいに私をみる


 ドキン



「顔 真っ赤だけど?」



「え?そう?
そんなことはないけど……」



恭平は弁当を食べだした。


私は缶ビールを冷蔵庫から出した。


「シャワーはいんないの?」



「うん…もう入ってきたから…」
何も考えず口から出た言葉に
恭平が噛みついた。
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