アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
「会うたびに俺の想いは溢れそうになる。
メグに好きな人がいる以上は
俺はここまでしか
踏み込めないけど……
愛してる………」



耳元で囁いた。


「ごめんなさい…
私も甲斐のことどんどん好きになるけど
まだ彼のことを想ってる自分がいるの。
切ない想いをさせているとしたら
申し訳なさすぎるわ……」



「申し訳ない?
そんなんじゃない……
本当に久しぶりなんだこんな気持ち
大事にしたい…
大切にメグと付き合っていきたいから
片想いって…
なんか切ないけどいいんだよね。
こんなことしても
胸がドキドキして多分
脈拍あがってるよ」


甲斐の唇が髪の毛に触れたのは
わかっていた。



「メグの香り・・・・・」



「香りじゃないよ
シャンプーなんだから……」



「ここにだけ
キスさせて・・・・・・」



甲斐の唇が髪の毛に触れるたび
電流が流れる・・・・・

 流されたい


悪魔のささやきに
恭平を思い出そうと必死だった。
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