アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
「メグ・・・・」


甲斐の腕に力がこもる


「ダメだって臭いから…」
多分臭い髪の毛が気になって仕方ない


毎朝 毎晩 絶対に洗う髪の毛は
昨日の夜あらったっきり
放置状態・・・・


それだけでも気もち悪いのに
甲斐がその臭いをかぐと思うと
恥ずかしくてたまらない



「シャワーしておいで」



「そんな…図々しいことは…」



「しないとメグが
落ち着かないんだろ?」



私が考えていた時だった
部屋のインターフォンが鳴った。



「なんだろう~」



甲斐は私から離れて受話器をあげた。



「何?・・・・・え・・・・・」


甲斐が絶句した・・・・・・・・・。




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