アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
「痛いって!!!」


耳をおさえて
私は痛くて涙が溢れてきた。


「痛いよ…」

耳が熱く燃えそうだった。



恭平はハッとして
「ごめん・・・・」と言った。


私はいつもの恭平にホッとしたのと
耳の痛さでさらに涙が流れてきた。


恭平は

「ごめん恵美さん」

そう言うと私を強く抱きしめた。


「ウッ…ウッ…」嗚咽で肩が動くのを
恭平はおさえるように
力強く抱きしめる。


思いっきり噛んだ耳がさらに
熱を持つ。


 恭平への想い


「ごめん…ほんとごめん…
八つ当たりして…俺ってそういうとこ
やっぱガキだね……
甲斐先生の足元にも及ばない……」


 どうして甲斐と比べるの?

私はそう聞きたかったけど
嗚咽が言葉を発することを許さない。



「ごめん・・・ごめん・・・」


ただずっと恭平はそう言い続けて
私を抱きしめていた。
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