アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
「痛い…よ…
何?恭平・・・・・」


「頭に来る・・・・。
あんな理想の人間と比べらて
俺にどんだけプレッシャーかけるのよ?」


いつもの恭平とは
違う目をした恭平がいた。



「どうしたの?」



「ムカツクんだって。
お気楽な恵美さん~」



「なに?何よ・・・」



「理想の人間になれるなんて
ほんの一握りだろ?
理想の生き方するのに
どんだけの人間が泣いたりしてんのか
わかっちゃいない。」


恭平の唇が私の耳に触れる。


「きょ・・・」


耳が弱いのは
恭平が知ってる……
息を吹きかけられるたびに気が
遠くなる……。

「や…やめて……ちょっと…」


「恵美さんには人の気持ちなんて
何にもわかってない。
自分だけよければそれが
幸せってお気楽人間……」


恭平は私の耳たぶを思いっきり噛んだ。


「痛いって!!!」

思わず横っ面を張り倒していた。
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