アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋
「学校じゃないの?
遅刻じゃん……?
それに酒臭いし……停学になっちゃうよ」



一瞬見つめあってたことに
我に返って
私はまくしたてた。



「あ…イヤ・・・ってか~
今日から夏休みなんだよ~」


「フワ~~」
恭平が大きなあくびをした。


「え?夏休みなの?」


「そ…言ってなかったもんね……」

恭平がまたベットに戻ろうとした。



「ね…今日私も休みなの。
行こう!!海!!ちょっと遠出して
キレイな海!!
朝も早いし最高~じゃん~」


「いいよ・・・・眠いし~」



布団をかけかけた恭平の
布団をはいでカーテンを全開にした。


「出発進行!!」


「マジか~~?」

昨日ドタキャンされたんだ
浩二郎に・・・・・ 
今日は最高にムカつくほど
暇だったから


「行くよ~恭平く~~ん
お酒のことは内緒にしておくから~」
私は恭平の手をとった。
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