携帯小説的恋
「はい、これ、記念のプリクラ。あたし、もう行かなくちゃ。楽しかった、ありがとう」
そう口にするのが精一杯だった。
ある意味あたしは、『友達』って言葉に安心してたんだ。
あたしの頭の中では、
友達→遊ぶ→楽しい
って構図がしっかり出来上がっていて。
『じゃ、話は早いな。俺とお前が友達になりゃいいんだ……』
あの時、月人君が友達ポジションを選択してくれて助かった。
正直言って、ほんと、ホッとした。
そう口にするのが精一杯だった。
ある意味あたしは、『友達』って言葉に安心してたんだ。
あたしの頭の中では、
友達→遊ぶ→楽しい
って構図がしっかり出来上がっていて。
『じゃ、話は早いな。俺とお前が友達になりゃいいんだ……』
あの時、月人君が友達ポジションを選択してくれて助かった。
正直言って、ほんと、ホッとした。