偽りの世界
つまり、このメールがイタズラでなければナノマシンが脳に何らかの影響を与え、
何者かによって作られた現実を過ごしている、という仮定が成り立つ事にカオリは気づいた。
「まさかとは思うけど、これイタズラメールじゃなかったらすごい事じゃない?」
カオリがそう言うとユミは答えた。
「だけど、こっちからこのアンノウンて人に連絡はできないし、どういう事かきく事もできないよ。」
その時ユミの携帯PCに新たなメールが来た着うたが鳴り響いた。
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