幕末〓冷血の鬼

隊士募集

「歳、これからどうする?新選組として、京都守護職に就いたが。金が無い。しかも芹沢達は、押し借りをしてほぼ毎日島原に行っていると聞いた。」


花見をした次の日、近藤さんは眉を寄せて俺にそう聞いてきた。


「その事だが、隊士を募集をしようと思っている。だがこれは芹沢には言わないでいてほしい。」


「どうしてだ?」


「芹沢達が出てきてしまったら、浪士は芹沢につくだろう。そしたら俺達は何も出来なくなっちまう。」


「そうか。なら、総司、平助、左之助、一、源三郎、新八に頼もう。」


俺は近藤さんの言葉に頷いた。
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