幕末〓冷血の鬼
「大丈夫なんですか?この前、血を吐きましたよね?」


「大丈夫ですよ。戦っている最中に喉を少しやっただけです。ほら、今はピンピンしているでしょう?」


沖田さんはそう言ってニコッと笑った。


「恋花さん、斎藤さんが待っていると思うので早く行った方が良いですよ。」


沖田さんにそう言われ私は厨房に向かった。


厨房に行くと、斎藤さんがほとんど用意をしてくれてて私はそれを並べるくらいしかしなかった。


「斎藤さん、すいません。用意やらせちゃって。」


「かまわない。」


斎藤さんはそれだけ言うと、朝ご飯を食べ部屋から出て行った。
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