幕末〓冷血の鬼
その時の顔がとても幸せそうで、ガキみてえだった。


「何ですか?」


「いや、ガキみてえだなと思ってな。」


「何時までも子供扱いしないで下さい。」

そう言っていじける総司が可笑しくなりフッと笑うと総司もクスッと笑った。


「土方さん、笑うようになりましたね。」

「ん?」


「恋花さんが来る前……あの日からあまり笑っていませんでしたから。」


「あの日か…………。」


『歳にい。』


そう呼ばれていたのをフッと思いだすと総司が頭を下げてきた。


「すいません。嫌な事思い出させてしまいましたね。」


「嫌、大丈夫だ。俺はやることがあるからもう行くが体を冷やさねえように布団に入って寝ろ。」


「はいはい。」


俺は、総司の部屋を出ると自分の部屋に戻り仕事をした。
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