幕末〓冷血の鬼
「ちゃんと寝ないと……。」


戦では沢山の体力を使う。


隊士を看病する役割の私が倒れたら皆の足手まといになってしまう。


だから、今のうちに少しでも体力を蓄えておかなければならない。


私は、布団に入るともう一度襖から外を眺めた。


「平助、山南さんありがとう。」


死んだ2人がいないことはわかっている。


それでも、幻聴であろうと私は平助と山南さんに助けられたことに変わりはない。


私は、ゆっくりと瞼を閉じ眠りについていった。
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