君の隣で ーセンセイとアタシー


「すいません、団体予約のものなんですけど」

「はい、団体様のお名前は」

「 高校です」

「はい、承けたまっております。チェックイン予定より早くのお着きですか?先程予定通りとご連絡を受けたのですが」


フロント係がパソコンをカチカチと動かして首を傾げた


「いえ、生徒の一人が体調が優れないので先にチェックインしたいのですが」

「え、ぁ…はい、そうでしたか、お部屋の準備は整っております。お部屋はどちらのお部屋をお使いになられますか?」


和奏をチラッと見ると所在なくロビーのソファーに座っていた



「えっと、教師が泊まる部屋がありますよね?そこでお願いします」

「はい、でしたら皆様がお泊まりになられますフロアーの端でよろしいですか?」

「はい」




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