君の隣で ーセンセイとアタシー


和奏は福谷が会計をしているとき、レジ近くに置いているストラップらしいものに手を触れていた

それに触れながら『ふっ』と柔らかい表情になった


でもそれを買うわけでもなくて福谷に声をかけられて売店を後にした


なに見てたんだ?


俺は売店の冷蔵庫から適当にお茶をだしてレジに向かった


そして和奏が見ていたストラップの方を見ると


「あ、それ今の学生さんも気にしてましたよね」

「さっき…」


和奏だ


「これってこの一種類しかないんですか?」


俺は一つ取って店員に見せた

赤いロシアの人形のストラップ




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