君の隣で ーセンセイとアタシー


真由美さんはわあっと泣き出してしまった


こうなったのは俺のせいだ…


「真由美、落ち着きなさい。葵衣くん、大丈夫かい?」

「はい……すいません」


和真おじさんが俺の肩に手をぽんっと置いて、和奏の顔を覗き込んだ


「倒れたのかい?」

「は、はい」

「……原因は?」

「…多分これだと…」


俺はスーツのポケットに入れていたモノを和真おじさんに渡した


ハンカチで涙を拭って真由美さんも和真おじさんの握っているモノを見た


「なんでっ!」



二人とも眉間にシワを寄せてモノを見てめていた




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