君の隣で ーセンセイとアタシー
人生ってなにがあるかわからない
適当な生活をしていた俺
でもその生活は和奏と言う人が現れてから凄く生き生きとしはじめた
俺自身もかわった気がする
鈴村が言っていたようにやっぱり和奏の影響が大きいんだと思う
いや、和奏を好きになってからかもしれない
それでも和奏がいたからこそ、今の俺がいるわけで、俺の隣に和奏がいる
こうしてソファーになにもしないで寄り添っているだけでも幸せなんだ
離れていた時凄く寂しくて、そんな状況を招いた自分自身に腹が立って、でもどうしようもなくて
やっぱり俺は和奏でなくちゃダメだったんだ
ベッドの上で和奏を思い出す度に“好きだ”と繰り返した
最後には自然に“愛してる”って呟いていた
愛してる
愛してるよ
和奏
だから俺の隣からいなくならないで
俺の隣にずっといて?
だって俺の隣は和奏だけのものなんだからさ
* おわり