君の隣で ーセンセイとアタシー


side.aoi


有り得ない…俺としたことが、初同棲の一日目に寝坊だなんて…


はぁ…

目の前の和奏は俺のせいで一人でバスに乗らなきゃならなくなったのに、なにも言わない


本当なら一緒に電車に乗るはずだった

本当ならこの部屋を一緒に出るはずだった


のに



「じゃぁ…先に行くな、今日だけ我慢して」


そう言ってスーツ姿の俺をはにかんで頷いた


俺は和奏の頭を撫でて和奏手作りのお弁当を受け取った


「じゃぁ、学校で」


「はい」



和奏が学校までに来る間何もないことを願って最上階を降りた




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