君の隣で ーセンセイとアタシー


「如月先生?」


「……」


「如月先生っ」


肩を叩かれてびくりと意識が戻った


俺を肩を叩いたのは同期で2歳年上の真壁先生


「どうかしました?クール王子らしくないですよ?」


茶化すような口調


真壁先生とは一度同期ってことで飲みに行ったことがあった


そこで俺は「クール王子」らしくなく酔いまくって本性を表してしまった

それ以来真壁先生は「クール王子」の俺をからかったり、茶化したり

つまりは如月葵衣としての俺を知ってるわけだ



「…なんでもないですよ…」


銀縁のメガネをくいっと直した




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