【短編】美少女のあの子
はっちーちゃん



「あ はっちーちゃんがいる」


キャンパスの食堂でAランチを食べようとしていたら、目の前に座る友達が言った。


「か~~わいいなぁ~~」



箸を下ろして、私もそっちを見る



黒髪ストレートで、多分メイクはしてないのに私より全然大きい目


そしてツルテカな白い肌


友達らしい女の子3人と一緒にメニューを選んでる。



彼女は即決したようで、すぐに財布を出した。


メニューを決めたらしい2人が前へ進んで、まだ決めてない子一人を何気なく待っている。


そしてごめん
決められないと言う彼女に微笑みかける。



その様子は、私達だけじゃなく他の学生も見ている。


いや、先生や、食堂のおばちゃんや、


清掃員の人までもが、見ているのかもしれない。



< 1 / 20 >

この作品をシェア

pagetop