俺は鬼
「はぁ!?」


俺は可愛いと言われた事実にすごく驚いた。


今まで怖いと言われた事はあっても


可愛いと言われた事は一度もなかったから…


「鬼さん可愛いね」


「ちょ!?おい!?」


女の子は急に抱きついてきた。


あまりの驚きの連続に俺は困り果てた。


「どこから来たの?」


「そ…外から…」


「外からきたの!?寒かったでしょう?」


「う…うん…まぁな…」


「そうだ!!温かいミルクをいれてあげる!!ちょっと待っててね鬼さん!!」


「え!?ちょっと待て!?おい!?」


女の子は俺の言葉も聞かずに部屋を出て行ってしまった…


そんなこんなで


俺はこの家に住み着く事になった。
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