黒い天使―私と天使の秘密な関係―
熱いお茶をすする音だけがダイニングに響く。
静かなダイニング。
「あ、あのね……レン……」
静寂を破ったのは私。
「何?」
「その……今日はゴメンね……」
「何が?」
レンはそう言うと、再び熱いお茶をすすった。
「何が?って、怒鳴ったこと……」
「あぁ、いいよ別に……」
「…………うん……」
私の事を責めないレンは大人だと思う。
年齢不詳の彼は何歳なんだろう……。
見た感じは私と同じくらいに見えるけど……。
私はそんなことを思いながらお茶をすすった。