生徒会とメガネっ子
「おいしー♪」

綾はすごい速さでパフェを食べ進める。

「うん、うまい。」

洋仁もどんどん食べていく。

「あ、綾ちゃん、口のはしっこに生クリーム付いてるよ。」

そういって洋仁は綾の口のはしっこに手をのばすと、一指し指でぬぐった。

洋仁は生クリームのついた指をなめた。

「あっ、汚いですって!」

「ぜーんぜん♪むしろ普通のより甘くっておいしいよ。」

その言葉に綾は顔が赤くなっていくのが分かった。

「ふふっ。綾ちゃん可愛すぎ!食べちゃいたくなる♪」

「…もう。」

そうつぶやいて、また綾はパフェを食べ始めた。



「はーおいしかった♪先輩、今日はありがとうございました。」

お会計が終わって、店の外で綾は洋仁に言った。

「ううん。いいよ。こちらこそありがとう。」

「??何がですか?」

「いや、こっちの話♪さ、帰ろっか。」

「はい。」

二人は帰っていった。


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