狼彼氏×天然彼女
「おまえの気持ちは
どーなんだよ――…」
洸太は近くにあった空きイスに座り。修夜は隣の男子の机に座った。
「居たい―……実紅の近くに居たい」
心から、
そう思ったんだ。
「なら話は早い!!
早く行ってこい!!」
…………………………………
……………は?
「実紅ちゃんに
『俺がパートナーになってやるよ』
って言ってくんだよ」
「…いま?」
「そう、いま」
はいはい。
分かりましたよ。
「行ってくるわ」
俺は実紅の席へと近付いた。
……だか゛
周りには、
……………………男。
……………………男。
……………………男。
……………………男。
………なんでこんなに
男ばっかいんだよ―…
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