キミのとなりで
―入学式

不安をかかえたまま入学式に出てしまった詩織は、校長先生や、生徒会長のあいさつも耳に入らず、ただ不安で頭の中が真っ白だった。


―1時間後

入学式も終わり、大分詩織も落ち着いてきていた。

そしてクラスに戻ると担任先生が軽く自己紹介を始めた。

「みなさん、はじめまして。担任の山田由紀です。」

山田は歳は30歳位で担当教科は国語。ショートヘアでこの学校のは7年間いるという。

「みなさんは今日から中学生で、今までとは違うという実感を持って・・・」

自己紹介が済むと山本は中学生について長々と話し始めた。

『でた、あぁいう先生ってたいてい話が長いんだよなぁ・・・』

詩織は軽くため息をついて、ヒジを衝きながら山田の話を聞いていった。


―20分後

「ハイ、ではここで30分間の休憩を取ります。」

と山田が言ったとたん

「うっしゃぁぁぁ!!やっと休憩!!俺ずっとションベン行きたかったんだよなぁ!!」
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