社員寮でラブ!

「・・・では、そうゆうことですのでよろしくお願いします。」

叶が秘書室長と鮎原さんに事の次第を説明し

秘書室を出て行くと


「レナちゃんビックリしたよ!」

そう言いながら笑ってるのは芽室さん。


「芽室さんそんなに笑うの酷いです!」


「ゴメンゴメン。でも、戸田くんもすごいね。

普通の顔して入って来たけどレナちゃん肩に担いでるんだから。

おまけに何?CM出演?

いきなりビッグな新人誕生?」


バカにしてるでしょ?

私がCMなんてって・・・


「レナちゃん、カワイイからCM出たらマジでデビューしちゃうかも知れませんよ。

俺、今からレナちゃんのサインもらっとこかな。」

そんな嬉しいこと言ってくれるのは能成くん。


「ありがと、能成くん。」

テレながら言う私に


「あはは、そうだね。」

芽室さんまだ笑うか?


笑いすぎの芽室さんに不満の視線送っても

「さっきの肩に担がれてる姿の写メでも撮っとけば高く売れたかもよ?」

能成くんにそう言って


「あはは、それにしても秘書室に久々の笑いだね?」


何がそこまで笑えるんだか・・・


「芽室さんツボにハマっちゃったみたいですね?」

能成くんがそう言いながら時計を見て


「あっ!芽室さん時間です!」

叫ぶと


「うぉっ!マジ?」

椅子から慌てて立ち上がり


キュッ!

とネクタイ直して

次の瞬間には

「じゃ、行って来ます。」


大笑いしてたのがウソのように秘書の顔になって

芽室さん

ササッ!と出かけて行ってしまった。



「ま、待って下さいよ、芽室さん!」


グズグズしてる能成くんのこと

置いて・・・

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