社員寮でラブ!
「ふふっ、言いたいことは分かるよ。
でもぉ、レナちゃんの場合はなんか違うからぁ。」
鮎原さん
いつも適当で我が道を行く状態で
だけど
何だか時々
すごいな・・・って思うこと
あったりする
今も
「私って恋愛で悩んで仕事が手につかないとかないし。
仕事中に悩んじゃったりするとしたら『あ~、今日のメイクちょっとまつ毛の上がり具合が気に入らな~い。』とか?
まあ、そんな感じ?
彼氏のことでグダグダ悩んで一日過ごすよりやることいっぱいあるじゃない?
ってゆ~か
こっちが思ってるほど相手が思ってたり同じぐらい悩んでたりするものでもないから
こっちばっかり時間ムダにするのってソンくさっ
ってゆ~か
そんなことで時間取られてそんな風にブスになってるより・・・
あっ、ゴメン!
今本気でブスって言ったんじゃないよ?
で、
ブスになってる・・例えばね
よりも
ほらぁ、鏡見てメイクチェック!
分かる?
ただ、頭ん中でゴチャゴチャ考えてるだけじゃもったいないから
取り合えず
はい」
渡されたのは
「ネイル?」
「そっ、レナちゃんのネイル
気になってたんだよねぇ
剥げてるし」
自分の指先に改めて視線
ほんとだ・・・
すっかりそこまで気が回らなかったし・・・
「私たちの職業って秘書ね。
頭の天辺から足の先まで全部パーフェクトでなきゃダメなの。
ちゃんとしてね。」
「はい・・・あの」
「今塗っていいよ。
ネイル塗るのも仕事のうちだし。」