社員寮でラブ!
「ああ、亀岡くんは・・・商品管理部に異動だ。」

え?商品管理部?

「分かりました。ちょっとダンボールもらいに行って来ます。」

顔色も変えず亀ちゃんがそう言って秘書室を出て行くと

私の方が何だか申し訳ない気分。

亀ちゃん・・・秘書じゃなくなる。

当然・・と言えば当然

だけど・・・

あんなに秘書になりたがってた亀ちゃん・・・

一瞬シーンと静かになった秘書室

だけど

「商品管理部って言えば・・山田さんでしたよね?

うわ~!亀岡さん大丈夫かなあ?」



一人その場の空気も読まずに言う能成くん


う~ん・・・確かに

商品管理部に異動ってことは・・・

能成くんの言うとおり山田真理子でしょ?


「山田さんって言えばあの写真リークした人でしたよね?

そこに亀岡さんを移動なんて会社の意図がつかめませんね。

山田さんって和さんのもと上司で

確か和さんも山田さんにはかなりやられたって話でしたよね?

そうか!

それじゃあ、山田さんに鍛えなおしてもらうってことなんでしょうかね?」


誰もが口にしないのに能成くんだけ思ったことそのまま一人でペラペラ


「能成、そんなこと他で言うなよ?」

「ダメなんですか?」

「当たり前だろう?」

芽室さんがそう言ったけど

「芽室さん、もっとちゃんと能成くんに言ってくれないと普段から能成くんって極秘情報漏らしすぎです。

その軽い口なんとかしてやってください。」

私も思わず文句言ったら

「レナちゃん、能成くんも一応先輩なんだから。」



秘書室の戸口に和さんの姿

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