社員寮でラブ!
「壁下さんは、向こうで必要な人ってこと?」

「う~ん・・・そうだね。

実際にやってて面白いしやりがいもあるね。」


嫌々行くんじゃないんだ・・・

壁下さんの居場所はあってやらなきゃいけない仕事があって

それを壁下さんはやりたい

そう思ってる?

「ごめんね。付き合うんじゃなかったって思ってる?」

私の暗い顔に壁下さんが聞いて来た。

転勤してやりたいことができる壁下さんを引き止めるなんてできない私


「思わない・・・・

うんん・・・

ちょっと思う

けど・・」


「結婚しよう。」

へっ?

私がモゴモゴ言ってるうちに


突然の

「そっ、それってプロポーズ?」

なの?

「うん。」

じゃあ・・

「レナも一緒に九州?」

別にいいよ。行くし。



思った

ところに

「うんん、レナちゃんは九州には行かない。」

はい?じゃあ・・・

「向こうに行って本腰入れて仕事してパパッ!と帰ってくるから。

だから、僕が帰って来たら


結婚しよう!」


すごく壁下さんの一方的な・・・


私に待っててって言うの?
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