奇蹟のはじまり
『事実がどうであれ、宮

様も上層部の一人に変わ

りないからな』

「そんな」

まだ何か言おうとした俺

の言葉をそいつは遮りま

した。

『もう寝よう。明日は早

いし、こんな話誰かに聞

かれでもしたら俺たちの

命が危ない』

そいつの言い分ももっと

もで僕は押し黙りました

。だけど、その夜は結局

一睡も出来ないまま朝を

向かえたのです。





『相葉、あいつを銃殺し

ろ』

「部隊長、何言ってるん

ですか…?」

『昨日の夜、お前たちが

不穏な話をしているのを

聞いたものがいるんだ』
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