私こそ光る☆君 ~体育祭編~
結局、保身を優先して二人に気づかれないように、忍び足で空いているソファーのもとへ移動する。


「だいたい、勝手に連れ出しておいて途中で置いてけぼりにして自分だけ帰ってくるなんて非常識だよ?☆」


「この世の常識は俺様なんだよ。

第一、ガキじゃあるまいし……」


なおも続く口論。


よしっ、バレてない。


目的地まであと一歩。

安堵に胸を撫で下ろしかけたが……?



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