私こそ光る☆君 ~体育祭編~
そして忘れてはならないこの人。


「や~ん、光くん、久しぶりっv

あたしに会えなくて寂しかった?

あたしはすっごく寂しかったわ~v」


ハートマークをガンガン飛ばして甘ったるい声を出し、抱きついて……というかしがみついてくるルリちゃん、もとい久保先生。


『先生、痛いです……』


「嫌っ!!

“先生”なんてよそよそしく呼ばないで。

ル・リvって呼んで?」


先生のこと名前で呼び捨てにするの気が引けるけど、呼ばないと一生離れてくれない気がする。


『ル、ルリ?』


戸惑いつつもその名を口にする。

しかし、思惑は外れてしまった。


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