MISSING.



悲しいような
シンの顔
見ているのが
イヤになって
シンの頬に
キスしてみる。



すきなわけじゃ
ないし
キスなんて
ただの挨拶
みたいなもん
だけど…


シンの表情は
少しだけ
緩むんだ。


そして
そっとァタシを
抱き寄せて
朝まで眠る。

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