MISSING.


俯く頬に手を当てて.



『カズさん?』



『な.なんでもない.出ようか』




慌てて服を着て
立ち上がる。





ァタシも服を着て
部屋を出る。



チェックアウトの
時にフロントが
ざわめくのが
僅かに聞こえた。



< 51 / 89 >

この作品をシェア

pagetop