僕らの時間〈3〉
「めんどくせぇ」と呟いた、たかちゃんは、渋々キッチンに立っております。

「料理でけへんで」

「大丈夫!この安岐がいるからね」

頼りになんねぇとケタケタと笑った。
たかちゃんは、本当に料理をしないのか板チョコが溶けるだけで「すげぇ」と叫んでいました。

こういった可愛い一面がモテたりするんでしょうね。

「ふふふ…」

「え~?何々?
安達に渡してるイメージでもしたぁ?
きくちゃんエッチ~」





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