雪情
【存在せぬものー9】
しかし
川上は違っていたのだ。
「ねえ刑事さん
こんな話知っている?」
急に川上は話を始めた。
「なんだね?」
「この話はね、
ある男と女が
付き合っていて
女性が急に幸せになる為
別れたいって言うの。
もし刑事さんが
その男ならどうする?」
「どうするって……」
「答えるのは
別れるか別れないかよ。
どっちが本当の愛だと
思う?」
田崎は少し考えた。
「…それは別れないね。
本当に愛しているなら
離したくないからね」
「でもそれは
刑事さんの考えであって
それが本当の愛とは
限らないのよ?」
どうゆうことだろうか?
分からない顔を
していると、
川上は言った。
「つまりね刑事さん。
相手が好きだから
本当に愛しているから
別れないってのは愛よ」
「なら、
やはりワシの言った
そっちの方が
愛ではないのかね?」
すると川上は首を振った
「ううん、違うわ。
相手が好きだから
本当に愛している
からこそ
幸せを掴んでほしい為に
別れるってのも愛よ。
つまり
どっちもその人にとって
真剣に考えた結果ならば
本当の愛なの」
「では
ワシが選んだのも……」
「そう。
この質問に答えなんて
ないの。
どちらとも愛だもの。
そう考えると
究極の愛なんてのは、
存在しないの
かもしれないわ」
なるほど。
別れても別れなくとも、
どちらもを答えても
本当の愛か………
世間一般の意見なんて
関係ない。
本人がそう思えば、
それが一番の答えである
しかし
川上は違っていたのだ。
「ねえ刑事さん
こんな話知っている?」
急に川上は話を始めた。
「なんだね?」
「この話はね、
ある男と女が
付き合っていて
女性が急に幸せになる為
別れたいって言うの。
もし刑事さんが
その男ならどうする?」
「どうするって……」
「答えるのは
別れるか別れないかよ。
どっちが本当の愛だと
思う?」
田崎は少し考えた。
「…それは別れないね。
本当に愛しているなら
離したくないからね」
「でもそれは
刑事さんの考えであって
それが本当の愛とは
限らないのよ?」
どうゆうことだろうか?
分からない顔を
していると、
川上は言った。
「つまりね刑事さん。
相手が好きだから
本当に愛しているから
別れないってのは愛よ」
「なら、
やはりワシの言った
そっちの方が
愛ではないのかね?」
すると川上は首を振った
「ううん、違うわ。
相手が好きだから
本当に愛している
からこそ
幸せを掴んでほしい為に
別れるってのも愛よ。
つまり
どっちもその人にとって
真剣に考えた結果ならば
本当の愛なの」
「では
ワシが選んだのも……」
「そう。
この質問に答えなんて
ないの。
どちらとも愛だもの。
そう考えると
究極の愛なんてのは、
存在しないの
かもしれないわ」
なるほど。
別れても別れなくとも、
どちらもを答えても
本当の愛か………
世間一般の意見なんて
関係ない。
本人がそう思えば、
それが一番の答えである