君とアタシのkiss☆
美衣菜side

「はぁ、ヤス君遅いなぁ。」
公園の白いベンチに腰を下ろす。

「ミイナ~!!ごめ~ん、待った??」
向こう側から、ヤス君が走ってくる。

「ヤス君!!」
あたしは、椅子からお尻をはなした。

「ミイナ、遅くなっちゃって・・・。」
はぁはぁと息が切れている。

「大丈夫??」
あたしは、膝を抱えたヤス君に顔を合わせた。
「あぁ、大丈夫。」
ニコリと微笑んだヤス君。

そう・・・
あたしとヤス君は、
今日初デートなんです!!

今日はドキドキしてて
あんまり眠れなかった。

「じゃあ、行こうか。ミイナ。」
「うん!!」

あたしたちは
歩き出した。

あれ?
ヤス君、背 大きくなった??

あたしが、ヤス君のことに見惚れているとヤス君がこっちを振り返った。

ドキンッ!!

ぱっと、目を逸らした。

ヤバイ。
ヤバイ。
やばいって!!

こんなことを考えながら、初デートは進んで行く。




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